発熱 性 好 中 球 減少 症。 抗がん剤治療中の急な発熱の原因は?発熱性好中球減少症(FN)について

好中球減少期間週間における好中球数と重症感染症発症率を検討した研究では、好中球の減少が大きいものほど重症感染症発症率が高いことが報告されています なお、抗がん薬投与当日(Day 1)にペグフィルグラスチムを投与した試験では、Day 2投与と比較して、好中球減少期間が長くなり、FN 発症率が高くなる傾向が示されており 、抗がん薬投与と同日のペグフィルグラスチム投与は推奨されない
わが国でも承認されたペグフィルグラスチムについては,本剤の予防投与を受けたFN 患者に対して追加のG-CSF 治療的投与の効果を示した臨床試験はない 細菌感染などから体を守るうえで重要な役割を果たしています
SCLC では17. Kuderer らは,FN の入院患者の死亡率についての独立したリスク因子として,真菌感染症,グラム陰性菌敗血症,肺炎と他の肺疾患,脳血管障害,肝・腎機能障害を報告した ・エンピリック治療としての抗MRSA薬併用は根拠に乏しいが、薬剤耐性グラム陽性菌感染が強く疑われる状況ではバンコマイシンなどの抗MRSA薬の併用を考慮する
この初回化学療法(1コース目)でのFN の発症は次回からの化学療法(2 コース目以降)に重大な影響(化学療法の減量,遅延,G-CSF の二次予防的投与)をもたらしている 最終的に好中球と病原体が戦った痕として、「 膿 うみ 」が形成されることになります
3) Timmer-Bonte JN, de Boo TM, Smith HL, et al. 好中球の寿命は血球の中でも8時間と特に早いため、骨髄抑制による影響も好中球の減少が早くにみられます さらに以下の二次資料を参考にした
FNは抗がん薬などの化学療法の経過中に起こることが多く、発熱をともなう好中球減少をきたします 特定の感染臓器の感染症(皮膚軟部組織感染症、カテーテル関連血流感染症、肺炎)が疑われる場合、血行動態が不安定な場合、グラム陽性球菌が血液培養から検出されている場合、MRSA保菌者、などが該当する
好中球減少症が心配な人や治療したい人は、血液内科を受診して下さい また,日本にはG-CSF 投与に関する大規模RCT はほとんどなく,レジメン毎のFN発症率が記載された報告も少ない
0-JCOG2011 年12 月17 日版) (ガイドライン) 5) 日本臨床腫瘍学会編,発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン.東京,南江堂,2012,2-3. (ガイドライン) 6) Viscoli C, Varnier O, Machetti M. 腸管内の細菌による感染の懸念があるため、直腸診行ってはいけない(肛門周囲の診察は、視診と圧痛の確認を行う) 薬が処方された場合、のみ続けているうちに、薬の量を減らしたい、中止したいと思うことがあるかもしれません
*3 真菌感染症既往とは,確定診断された真菌感染症または経験的に真菌感染症が疑われ治療を受けたことを意味する Risk factors for neutropenic fever in lymphoma patients receiving chemotherapy J Clin Oncol, 2007 ASCO Annual Meeting Proceedings(Post-Meeting Edition). Development of a new G-CSF product based on biosimilarity assessment. また、以前はよく言われていましたが、好中球が少ないときに患者さんを隔離したり、人混みをさけたり、あるいはマスクを着用したりする必要はないようです
気管支鏡が行えない場合は、喀痰培養(細菌・真菌)を行う(感度は低い) セフェピムは発熱性好中球減少症が適応症の一つとなっており使いやすいですが、ピペラシリン・タゾバクタムやメロぺネムも候補となります
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